2013-01-01から1年間の記事一覧
グァルネリ・デル・ジェス『Kemp (ケンプ) 』のコピーが完成しました。
私の製作した楽器と共に、製作過程、普段使用している道具などを展示した『音作りの裏側展』が今日から9月1日まで岐阜県池田町宮地 土川商店『場所かさじゅう』で開かれます。
私がニスを塗るのは通常1層か2層、多くても3層までだと言うと、驚く人が意外にたくさんいます。私が使うようなオイルニスに比べて非常に薄いアルコールニスを使用する職人が国内には多いため、ニスというものは何十層にも重ねて仕上げるというイメージが浸透…
『知っているようで知らない名器の逸話』でも取り上げた名器、グァルネリ・デル・ジェス1741年作『ヴュータン』("Vieuxtemps")が昨年末に売れたそうです。売りに出されたのは2010年のことなので、随分時間がかかった気がしないでもないですが。
ロンドンにあるオークションハウスの老舗、サザビーズ(Sotheby's)が今年からヴァイオリンなどの弦楽器を扱わなくなったそうです。
昔の写真を整理していたら、イギリスで営んでいた工房の写真がでてきました。 メインの作業台しか写っていませんが。 この作業台、ワークベンチはヴァイオリン製作学校時代から使っていたもので、ベルギーに引越しをした際にも解体して持っていきました。製…
ヴァイオリン製作の工程の一つである、リブ(側板)の切り出しと厚みだしを動画にしました。 ヴァイオリン製作 リブの切り出し、厚みだし