イギリス時代の工房
昔の写真を整理していたら、イギリスで営んでいた工房の写真がでてきました。
メインの作業台しか写っていませんが。
この作業台、ワークベンチはヴァイオリン製作学校時代から使っていたもので、ベルギーに引越しをした際にも解体して持っていきました。製作学校の先輩が作り、譲り受けたものなのですが、堅牢に作られており、しかも非常に重いのでお気に入りでした。
しかし、ベルギーから日本に引っ越す際に、どうしてもパレットに積むことができず、泣く泣く知り合いの家具職人に引き渡しました。
自宅兼工房があったのはこんな家です。右下一階にあるのが上の画像にある窓になります。
住んでいたのはNorth Yorkshire地方にあるHellifield(ヘリフィールド)とよばれる小さな村で、羊の数が人口よりも多いような田舎でした。家の前にある道の突き当りからは牧場になっていて、10分ほども歩くと.....
こんな格好良い牛がいたり…
こんな景色が広がっていたりします。この地方一帯をYorkshire Dales(ヨークシャー・デールズ)と呼ぶのですが、隣接する湖水地方とはまた違った魅力を持つ素晴らしい場所です。
現在は日本で活動していますが、いつかまたイギリスに住むことになったらここに戻りたいと思います。イギリス内でも転々と住む場所を変えていましたが、私が第二の故郷と呼べるのはYorkshire Dalesです。
夕焼けの中を飛んでいったモーターパラグライダーの姿が忘れられません。