ヴァイオリン製作 あれ・これ

弦楽専門誌『ストリング』に「知っているようで知らない名器の逸話」を連載していたヴァイオリン製作家、木村哲也がヴァイオリンについていろいろお話しします。ホームページは www.atelierkimura.com

2010-06-05から1日間の記事一覧

今日の名器 Part 1. From Twitter @atelier_kimura

ストラディヴァリ作1716年製“Messiah(メサイア)”−保存状態が異常に良い、その道の人で知らない人はいないヴァイオリン。今から10年ほど前に「実はニセモノ」といちゃもんをつけられたが、実際に見てみるとなんてことはない典型的なStrad。アシュモリアン博物…

なぜヴァイオリンを作っているのか Part 1.

現在、弦楽器製作家として活動している私ですが、もともとはピアノを幼いころから習っていました。そんな中、いつのまにか、興味の対象が演奏技術から楽器本体へと移っていきました。家にあったピアノ自体はなんてことのない、某K社のアップライトだったので…